【2月27日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)が、スペインで脱税の罪による告訴に直面していることが明らかになった。

 スペイン・マドリード(Madrid)の検察当局は26日、レアル・マドリード(Real Madrid)在籍時のアロンソが、2009年から2011年にかけて合計300万ユーロ(約3億7000万円)を脱税したとの告発状を提出した。

 アロンソは自身のフェイスブック(Facebook)ページで不正を否定する声明を出し、司法手続きが開始されたことは知らされていないとしている。

 検察側は、アロンソがスペイン国外の会社に自身の肖像権を譲渡して脱税した疑惑により、昨年9月に捜査を開始していた。

 スペインではFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)やハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)が、自身の肖像権から得た収入についてスペイン当局の捜査を受けた。

 マスケラーノは先月、総額150万ユーロ(約1億9000万円)の脱税により、懲役1年、および罰金81万6000ユーロ(約1億円)の判決を言い渡された。

 一方のメッシは、合計416万ユーロ(約5億2000万円)の税金を申告しなかった脱税の罪で、父親のホルヘ・オラシオ・メッシ(Jorge Horacio Messi)氏とともに5月に裁判に臨むことになっている。(c)AFP