【2月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグでは、観戦チケットの値上げに対する抗議が広がっている。ここでは、欧州その他のリーグでサポーターがチケットにどれほどの額を支払っているのかを比較する。

■フランス

 1試合の最低価格が10ユーロ(約1200円)程度のフランスでは抗議は起きていない。

 しかしながら、王者パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のシーズンチケットはカタール企業がオーナーに就任してから高騰。2011-12シーズンは325ユーロ(約4万円)から2140ユーロ(約26万円)だったが、今季は445ユーロ(約5万5000円)から2800ユーロ(約35万円)に値上がりしている。

■ドイツ

 ドイツのチケット料金はイングランドほど高くはない。しかし、9日に行われたドイツカップ(German Cup 2015-16)では、敵地に訪れたボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のサポーターが、チケット代に対する抗議を行い、ピッチにテニスボールを投げ入れた。

 このVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)との試合でのチケットで最安値だったのは38.5ユーロ(約4800円)。これ以外にも予約金がかかった。最高額は70ユーロ(約8600円)以上だった。

 バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)では、ドイツ・ブンデスリーガ1部のホーム17戦のシーズンチケットが立ち見席で140ユーロ(約1万7000円)、ドルトムントでは同様のチケットが207ユーロ(約2万6000円)となっている。

■イタリア

 イタリアではこの20年間でサッカーの観客数は減少傾向にあるが、今季は安定した状態となっている。

 昨季優勝を飾ったユベントス(Juventus)は常にスタジアムが満員だったが、今季は入場者数が減少している。

 23日に行われたユベントス・スタジアム(Juventus Stadium)での欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)決勝トーナメント1回戦のバイエルン戦の販売額は、チケット1枚で298ユーロ(約3万7000円)から774ユーロ(約9万5000円)だった。

 28日に控えるインテル(Inter Milan)とのリーグ戦のチケット価格は、150ユーロ(約1万8500円)から275ユーロ(約3万4000円)となっている。