シャープ、鴻海の買収案受け入れを決定
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【2月25日 AFP】(更新)経営再建中の電機大手シャープ(Sharp)は25日、臨時取締役会を開き、台湾の鴻海精密工業(Hon Hai Precision)からの支援を受け入れることを全会一致で決定した。日本の電機大手が外資企業に買収されるのは初めて。
シャープの発表によると、鴻海がシャープの株式65.9%を取得し、4890億円の増資を引き受ける。これに先立ち国内メディアは、鴻海が7000億円規模を出資してシャープを買収すると報じていた。
鴻海精密工業は電子機器受託生産(EMS)で世界最大の企業グループである鴻海科技集団(フォックスコン、Foxconn)の中核子会社で、米アップル(Apple)の主要サプライヤーとして知られる。(c)AFP