レアルがローマに先勝、ロナウドとヘセがゴール 欧州CL
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【2月18日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は17日、決勝トーナメント1回戦の第1戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は2-0でASローマ(AS Roma)に先勝し、準々決勝進出へ大きく前進した。
2007-08シーズンに同じチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦で、ローマに2戦ともに1-2で敗れて敗退しているレアルは、その苦い記憶を払拭(ふっしょく)すべく、敵地スタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)に乗り込んだ。
そのレアルは前半、ローマに何度もチャンスを作られながら、相手の決定力不足に助けられるという苦しい展開を強いられた。しかし後半12分、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の得点で均衡を破ることに成功した。
ロナウドがマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)のスルーパスに抜け出してシュートを放つと、ボールはアレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)をかすめてゴールへ吸い込まれた。ロナウドはこれで今季のチャンピオンズリーグ7試合で12得点目。大会通算では89得点目となった。
その後はローマにも同点の好機があったが、ダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)がフロレンツィにスパイクの裏を見せてタックルを仕掛けた場面ではPKは与えられず、エジプト代表のモハメド・サラー(Mohamed Salah)を中心に終盤は猛攻を見せたが1点が遠かった。
すると試合終了5分前、交代で入っていたヘセ・ロドリゲス(Jese Rodriguez)が複数のDFに前をふさがれながらもシュートを放つと、これがGKヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)の手の先を抜けてファーサイドの隅へ決まった。試合はスリリングな展開を見せていたが、ヘセのゴールを目にして、5万5000人の観客の多くが席を立ち始めた。
この勝利で、レアルは3週間後に行われる本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)での第2戦に向けて、大きなアドバンテージを手に入れた。
レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、2014年に歴史的な10度目のチャンピオンズリーグ制覇を果たしたチームで、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)元監督の右腕としてベンチ入りしていたものの、チャンピオンズリーグで実際に采配を振るうのはこの試合が初めてとなった。
試合中、タッチライン際で選手たちと喜び合ったジダン監督は、「みんな喜んでいる。ここで勝つのは簡単ではないからね。ただ、まだ突破が決まったわけではない。第2戦が残っている」と気を引き締めた。
「選手のプレーには満足している。とりわけ後半に持ち直したところが良かった。誰もがロナウドの得点を期待していて、そして彼はその期待に応えた」
(c)AFP/Justin DAVIS