【2月13日 AFP】NBAオールスターゲーム2016(2016 NBA All-Star Game)の開催を控えた12日、ライジングスターズ・チャレンジ(BBVA Compass Rising Stars Challenge 2016)が行われ、米国チームが157-154でワールドチームに勝利した。

 NBAを代表するルーキーと2年目の選手が出場し、オールスターを最初に飾るイベントとしてた行われたこの試合で、ミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)のザック・ラビーン(Zach LaVine)が30得点、7リバウンドを記録する活躍をみせて最優秀選手(MVP)に選出された。

 オールスターはエア・カナダ・センター(Air Canada Centre)で行われる14日の試合でフィナーレを迎えるが、13日のスラムダンクコンテスト(2016 Verizon Slam Slam Dunk contest)では、ラビーンが2年連続のタイトル獲得を目指している。

 1987年と88年のマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏、2002年と03年のジェイソン・リチャードソン(Jason Richardson)氏、そして2009年と10年のネイト・ロビンソン(Nate Robinson)に続く史上4人目のスラムダンクコンテスト連覇に臨むラビーンは、この日は肩慣らしとして米国チームでプレーし、ティンバーウルブズのチームメートでカナダ出身のアンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)に所属するラトビア出身のクリスタプス・ポルジンギス(Kristaps Porzingis)、そしてデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)でプレーするコンゴ共和国出身のエマニュエル・ムディエイ(Emmanuel Mudiay)らを擁するワールドチームと対戦した。

 ワールドチームではポルジンギスとムディエイがそれぞれ30得点の活躍をみせると、昨季の最優秀新人選手に選出されたウィギンスも29得点を記録して地元カナダの観客を喜ばせた。

 1年目と2年目の選手によって行われるライジングスターズ・チャレンジは、米国チーム対ワールドチームの形式となって今年で2年目を迎える。(c)AFP