【2月15日 AFP】第64回NBAオールスターゲーム2015(2015 NBA All-Star game)を翌日に控えた14日、NBAオールスター・サタデーナイト(NBA All-Star Saturday Night)が開催され、スプライト・スラムダンクコンテスト(2015 Sprite Slam Dunk contest)はミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)のザック・ラビーン(Zach LaVine)が優勝した。

 19歳のラビーンは、1回戦1本目の試技でレッグスルーからのワンハンドリバースダンクをたたき込み、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)の本拠地バークレイズ・センター(Barclays Center)に集まった観衆をうならせると、2本目は自分でトスしたボールを胴回しさせてダンクを決め、両方の試技でそれぞれ50点満点を獲得した。

 そして迎えた決勝で、ラビーンは2本の試技で合計94点を記録し、オーランド・マジック(Orlando Magic)のビクター・オラディポ(Victor Oladipo)を破って優勝した。

 決勝1本目でラビーンはチームメートのアンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)からボールを受け取ってダンクを炸裂させると、2本目はベースラインからリングの支柱に当たったボールを受けてダンクを決めた。

 対するオラディポは、決勝の試技でチームメートのエルフリッド・ペイトン(Elfrid Payton)を飛び越えて股下を通したあとのダンクが失敗に終わり、これでラビーンの優勝が決定的となった。

 ラビーンはこれで、1997年に18歳で優勝したコービー・ブライアント(Kobe Bryant)に次ぐ史上2番目の若さでダンクコンテスト優勝を飾っている。

 ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)のメイソン・プラムリー(Mason Plumlee)とミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)のヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)は1回戦敗退に終わった。(c)AFP