【2月7日 AFP】ロシアを代表する陸上・棒高跳びのスター選手エレーナ・イシンバエワ(Yelena Isinbayeva)は、6日開幕の国内大会で、2年以上の休養から復帰する予定となっていたが、脚を負傷したため欠場を余儀なくされた。6日、地元メディアが報じた。

 33歳のイシンバエワは、露ボルゴグラード(Volgograd)で開催中の競技会に出場を予定していたが、ジョギングの最中に脚の痛みを感じたという。

 国営タス通信(TASS)は、「ジョギングをしていたら、テークオフをする方の脚に痛みを感じた」というイシンバエワのコメントを伝えている。

「跳べないのですから、棄権するしかありません。古傷が再び痛み出したようです」

 独ミュンヘン(Munich)で検査を行い、状態を確認するというイシンバエワだが、今後、ロシアの室内選手権などにエントリーすることを考えている。

 五輪で2つの金メダルを獲得しているイシンバエワは、2013年の第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)終了後、休養に入り、2014年に第1子となる女児を出産した。

 そして昨年、今夏のリオデジャネイロ五輪に出場するため、競技に復帰することを発表していた。

 しかしイシンバエワの夢が、舞台に立つ前に絶たれる可能性もある。世界反ドーピング機関(WADA)の独立委員会が、ロシアによる「国ぐるみの」ドーピング事情を暴いたことで、国際陸上競技連盟(IAAF)はロシア陸上競技連盟(ARAF)に対し、同国選手の国際大会出場を禁じている。(c)AFP