【2月7日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー、コーテスゴルフ選手権(Coates Golf Championship 2016)は6日、米フロリダ(Florida)州オカラ(Ocala)のゴールデン・オカラ・ゴルフ・アンド・イクエストリアン・クラブ(Golden Ocala Golf and Equestrian Club)で最終日のラウンドが行われ、韓国のジャン・ハナ(Ha Na Jang)が通算11アンダーで優勝を果たした。

 先週のピュアシルクバハマLPGAクラシック(Pure Silk-Bahamas LPGA Classic 2016)で、パー4のホールで米女子ツアー初となるアルバトロスを決めホールインワンを成功させたジャンは、翌週の大会でLPGAツアー初優勝を飾った。

 ジャンは、上がり3ホールで2つのバーディーを奪取すると、カナダの若手ブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson)に1打差をつけた。通算8アンダーの3位タイには、リディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)、田仁智(In Gee Chun、チョン・インジ、韓国)、キム・セイヨン(Sei Young Kim、韓国)が入っている。

 冷たい風が吹き、じめじめとしたコンディションの中、ブロワーで水たまりを乾かしながら行われたラウンドにもジャンは気持ちを乱さず、世界トップ10入りを決めた。

 18歳のヘンダーソンは、14番と17番のボギーが響いて、最終日にスコアを伸ばすことができず、同じく18歳のコーも、7番から13番までに1ダブルボギー、4ボギーをたたく大崩れだった。

 15番から3連続でバーディーを沈めたコーだが、18番でイーグルを決めることはできず、プレーオフに持ち込むことはできなかった。コーとジャンは6日、第3ラウンドの残りを含めて計30ホールを回っている。

 日本勢では、野村敏京(Haru Nomura)が通算5アンダーで13位タイ、横峯さくら(Sakura Yokomine)が通算4アンダーで16位タイに入っている。(c)AFP