マレーが逆転勝利!全豪決勝で再びジョコビッチと対戦へ
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【1月30日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)は29日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は4-6、7-5、6-7、6-4、6-2のフルセットで第13シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を破り、決勝に駒を進めた。
全豪でファイナリスト4回の実績を持ち、今回が通算5度目の決勝進出となったマレーは、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で4時間3分に及んだラオニッチとの試合を逆転で制し、大会6度目の優勝を目指す第1シードのノバク・ジョ コビッチ(Novak Djokovic、セルビア)との決勝に挑むことになった。
マレーはまた、ダブルスで実兄のジェイミー・マレー(Jamie Murray、英国)がブルーノ・ソアレス(Bruno Soares、ブラジル)とともに決勝進出を果たしており、同じグランドスラムのシングルスとダブルスの両方で兄弟がファイナリストになったのは史上初の快挙となっている。
通算9回目の四大大会(グランドスラム)決勝で、再び強敵ジョコビッチと対戦することになったマレーは、2012年の全米オープンテニス (US Open Tennis Championships)優勝と2013年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)制覇に続く、通算3度目のメジャータイトル獲得を目指している。
しかし、28日の準決勝でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に勝利しているジョコビッチは、全豪決勝の舞台でマレーに3勝しており、休養も1日多く取れるという有利な状況に立っている。
マレーは、「第3セットのタイブレークでは、ラオニッチがファーストサーブを一度もミスしなかったので厳しかった。彼はテニス界最強のビッグサーバーの一人だからね」とコメント。「試合が進むにつれて彼のサーブを読めるようになり、リターンの数も増えていった。それが鍵になった」
成長著しいラオニッチとの通算7回目の対戦で4勝目を記録した28歳のマレーは、最終セットで右脚股関節の痛みに苦しめられ、ペースが落ちていた相手の苦境に言及し、「これまでの長い経験で学んだことでもある。試合をしているときは、相手が何を抱えているのか考えないようにしているんだ」と語った。
「相手がコート上で仕掛けてくることを利用し、必要であれば自分のペースに持ち込むように適応していくだけだ」
「終盤は明らかに彼が故障に苦しんでいたとすれば、つらいことだね。特に準決勝という舞台ではなおさらだ」
マレーは第5セットでの2度を含め、ラオニッチのサービスゲームを4度ブレークし、38本のウイナーも記録した。一方、ラオニッチは72本のウイナーのうち、サービスエースで23本を記録したものの、78本のアンフォーストエラーも喫した。
今大会のラオニッチは、元全豪王者のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を破ると、ガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)との準々決勝を制して4強入りを果たし、カナダ勢として史上初のグランドスラム決勝進出を目指していた。(c)AFP/Robert SMITH