【1月26日 AFP】全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2016)の混合ダブルス1回戦で、八百長が疑われたペアの一人、ララ・アルアバレーナ(Lara Arruabarrena、スペイン)が、身の潔白を証明するため、全面的に捜査に協力する所存だと述べた。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)は先日、アンドレア・フラバコバ(Andrea Hlavackova、チェコ)/ルカシュ・クボット(Lukasz Kubot、ポーランド)組とスペインのアルアバレーナ/ダビド・マレーロ(David Marrero)組が対戦した試合で、アルアバレーナ/マレーロ組の負けに多額の賭け金が集まったと報じた。

 同紙は、オンラインブックメーカー(賭け屋)のピナクルスポーツ(Pinnacle Sports)が、問題の試合に対するベットに不自然な動きを見つけ、賭けを中止したと伝えた。問題の試合では、フラバコバ/クボット組が6-0、6-3で勝利している。

 アルアバレーナは声明の中で、「ずるをするくらいなら、自分の手でラケットを粉々にする方を選びます」と述べている。

「私はずるい人間ではありません。人生で一度も八百長に関与したことはありません。ですから、私はここで、捜査に全面協力する所存です。やましいことは何もありません」

 数日前には、別のブックメーカー2社について八百長疑惑と矛盾するような報道があり、ニューヨーク・タイムズの報道に水を差していた。

 豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)によれば、ウィリアム・ヒル(William Hill)とベットフェア(Betfair)の2社では、そのまま賭けが続けられ、不自然な動きはみられなかったという。

 プロテニスの不正をめぐっては、先日、世界トップ50の一部選手が繰り返し八百長に関与したにもかかわらず、看過されていたと報じられたばかりだった。

 男子プロテニス協会(ATP)、女子テニス協会(WTA)、国際テニス連盟(ITF)、四大大会(グランドスラム)の主催者は27日、一連の報道を受け、不正防止策についての独立審査を行うことを発表している。(c)AFP