八百長報じられる試合の勝利ペア、事情聴取受けたと明かす
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【1月26日 AFP】全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2016)の混合ダブルス1回戦で、八百長疑惑が報じられたことを受け、問題の試合に勝利したアンドレア・フラバコバ(Andrea Hlavackova、チェコ)/ルカシュ・クボット(Lukasz Kubot、ポーランド)組が、25日、不正防止機関のテニス・インテグリティ・ユニット(TIU)から事情聴取を受けていることを明かした。テニス界で横行しているという八百長疑惑に、新たな波紋が広がっている。
米紙ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)は、オンラインブックメーカー(賭け屋)のピナクルスポーツ(Pinnacle Sports)が、問題の試合に対するベットに不自然な動きを見つけ、賭けを中止したと伝えていた。
出場した選手は全員、八百長疑惑を否定している。
英国放送協会(BBC)と米ニュースサイト「バズフィード(BuzzFeed)」は先日、世界トップ50の一部選手が繰り返し八百長に関与したにもかかわらず、看過されていたと報じたばかりだった。
八百長疑惑が持ち上がったのは、フラバコバ/クボット組が6-0、6-3でスペインのララ・アルアバレーナ(Lara Arruabarrena)/ダビド・マレーロ(David Marrero)組に勝利した混合ダブルス1回戦。ニューヨーク・タイムズは24日、この試合に際し、通常の1回戦を上回る多額の賭け金がクボット/フラバコバ組にかけられていたと報じた。
ピナクルスポーツの担当者は、同紙に対して、試合開始13時間前に賭けを中止したと語っている。
しかしながら、別のブックメーカー2社について、八百長疑惑と矛盾するような報道があり、ニューヨーク・タイムズの報道に水を差している。
豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)によれば、ウィリアム・ヒル(William Hill)とベットフェア(Betfair)の2社では、そのまま賭けが続けられ、不自然な動きはみられなかったという。
クボットは25日、報道陣に対してTIUの関係者と面会したことを明かし、「TIUと話をしてきたばかりです。内容については公表できません」とコメント。また、何かおかしいと思われるような試合にも関与したことはないと補足した。
「何も見ていないし、試合後も何もなかった」
オランダ領キュラソー(Curacao)島に拠点を置くピナクルスポーツは、報道についてのコメントを避けている。(c)AFP