【1月24日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは23日、第23節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は0-1でサウサンプトン(Southampton FC)に敗れた。

 終盤、サウサンプトン移籍後初の試合に臨んだチャーリー・オースティン(Charlie Austin)に決勝点を許し、敗れたユナイテッドのルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督には重圧がのしかかった。

 先週、チャンピオンシップ(2部)のクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)からサウサンプトンに加入したオースティンは、敵地オールド・トラフォード(Old Trafford)で途中出場すると、見事なデビューを飾った。

 QPRやバーンリーFC(Burnley FC)で得点を量産したオースティンは、途中出場してから8分後の後半42分、ジェームズ・ウォード・プラウズ(James Ward-Prowse)のFKからヘディングシュートをゴールにたたき込んだ。

 このゴールで敗れたユナイテッドは公式戦ここ10試合で5敗目を喫し、トップ4に勝ち点5差となった。この一戦を前にこれまでの5試合では無敗としていたものの、直近の13試合では3勝を挙げるにとどまっている。

 この結果とプレースタイルが相まってファン・ハール監督の立場は危うくなっており、オランダ人指揮官は自身の将来についての臆測に不満を示している。しかしながら、この日の敗戦はそれをより強くするものとなった。

 今季ホームで7度目の無得点に終わったユナイテッドは、4位以内に入って来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)の出場権を獲得するチャンスが小さくなっている。

 一方、オールド・トラフォードでは17年間未勝利だったこともあるサウサンプトンだが、2シーズン連続で敵地での白星を飾っている。(c)AFP/Pete OLIVER