【1月13日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)は12日、スペイン国王杯(Copa del Rey 2015-16)の2試合出場停止処分が科されたFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するルイス・スアレス(Luis Suarez)の異議申し立てを却下した。

 ウルグアイ代表ストライカーで28歳のスアレスは、6日に行われた国王杯5回戦第1戦終了後に、RCDエスパニョール(RCD Espanyol)の選手に対して暴言を吐いたとして出場停止処分を受けた。

 フアン・ムヌエラ(Juan Martinez Munuera)主審が提出した試合報告書によると、スアレスは控室に戻る通路でエスパニョールの選手を待ち伏せし、「ここで待ってるからこっちへ来いよ。このろくでなしどもが」と発言したとされており、これがきっかけとなり、警備員が制止に入らなければならないほどの乱闘が起きたという。

 会場だったカンプ・ノウ(Camp Nou)は、同じバルセロナ(Barcelona)を本拠地とするチーム同士の対戦ということもあり、試合は一触即発のような雰囲気の中で行われた。

 エスパニョールは2人の退場者を出し、さらには主審に見過ごされたものの、GKパウ・ロペス(Pau Lopez)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)を激しく踏みつけ、処分を下されてもおかしくなかった。

 上訴委員会は声明の中で、スアレスの行動は「計画的だった」と結論付けており、同選手が「挑発行為と攻撃的な発言を繰り返し行っていたと主張している。

 スアレスは過去に4度の問題行為による出場停止処分を受けており、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)時代には、パトリス・エヴラ(Patrice Evra)に対する人種差別的な発言により処分されている。(c)AFP