【1月11日 AFP】サッカーフランス代表のマチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)は10日、「セックステープ」を使って自身を恐喝した罪に問われているカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)と、代表のチームメートとして欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)でともにプレーする意欲を示した。

 フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)でプレーするヴァルブエナは仏テレビ局TF1に対し、「成り行き次第だ。でも、問題はない。不可能はないさ。人殺しというわけじゃない」と語った。

 ヴァルブエナの映った「セックステープ」を使って恐喝した罪で起訴されたことを受け、フランスサッカー連盟(FFF)は現在、ベンゼマの代表招集を見送っている。

 ベンゼマは有罪となれば懲役5年の刑を科される可能性があり、ヴァルブエナとの面会も禁止されている。

 この影響もあってここ最近のヴァルブエナの状態は上がっておらず、ディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督が率いる代表チームの座を取り戻すのに苦しむかもしれない。

「代表選手2人が絡んでいるのだから、この件は欧州選手権が近づいてくればまた話題になるだろう」

「欧州選手権はこの2年間僕らの目標となっている。そのために準備をしてきているし、参加できないことは一瞬たりとも考えてない」

「監督と話もしたが、その内容については言えない。いろいろなことを話し合って、気分が楽にはなった」

 現在、太ももの負傷で戦列を離れているヴァルブエナは、昨年10月のデンマーク代表戦以降はフランス代表の試合から遠ざかっている。

 デシャン監督は恐喝事件を受けて、ヴァルブエナを「守る」ために、11月に行われたドイツ代表とイングランド代表との親善試合の招集メンバーから同選手を外していた。

 ヴァルブエナはこれについて、「受け入れがたかった。当時は怒った。僕は被害者だったのに、2度も罰を受けたと。振り返ってみれば、今は監督の判断を理解している。2015年はもう過ぎ去った。前に進むときだ」と語っている。(c)AFP