【1月11日 AFP】男子テニス、チェンナイ・オープン(Chennai Open 2016)は10日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は6-3、7-5で第8シードのボルナ・コリッチ(Borna Coric、クロアチア)を下し、3年連続4度目の大会制覇を果たした。

 インド南部チェンナイ(Chennai)で開催されるこの大会で、世界ランク4位のワウリンカは、19歳のコリッチを約1時間半で封じ、2011年大会で初優勝を飾ってから、直近の6大会のうち4回で優勝している。

 SDATテニススタジアム(SDAT Tennis Stadium)に詰めかけた観客も、8度目の出場となるワウリンカに大きな歓声を送った。

 四大大会(グランドスラム)を2度制しているワウリンカは、「非常に厳しい試合を想定していた。相手は若くて、とても良い選手だから」とすると、「今日の試合はタフだったし、自分のベストを尽くす必要があった。シーズン初戦で、初の決勝進出を果たしたボルナを祝福したい」と相手を気遣うコメントを残した。

 ワウリンカは、優勝賞金7万5700ドル(約890万円)と250ポイントを獲得した。それでも、ワウリンカにとって最も重要だったのは、18日に開幕する全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)に向けて、最高のタイミングではずみをつけられたことだろう。

 30歳のワウリンカは、「この大会でシーズンを幕明けるのは、自分にとって非常に大事なことだ。毎年、ここに戻ってこられるのが楽しみだ。開幕にふさわしいコンディションだからね」としている。

「今日はトロフィーを手にして、最高の気分だ。まずは優勝の喜びに浸って、全豪オープンに備えたいと思う」

 2年前、ワウリンカはチェンナイ・オープンを制した数週間後、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破り、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2014)で初のグランドスラム優勝を飾った。

 そして、昨年もチェンナイで戴冠を果たしたワウリンカは、6月の全仏オープン(French Open 2015)でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を退け、優勝している。(c)AFP/Annie BANERJI