【12月31日 AFP】富山県の港に迷い込んだ体長4メートルの巨大なダイオウイカ──イカは24日、地元の漁師たちによって発見されたが、同日後刻に、ダイバーの誘導で沖へと戻っていった。この巨大生物を一目見ようと、港には見物客や専門家らが大勢詰めかけた。

 イカを誘導したのは、地元でダイビングショップを経営する木村昭信(Akinobu Kimura)さん。木村さんは、「吸盤がしっかりしたイカだったので、ペキペキくっつくと痛くて痛くて。(港から)逃がしてあげようと誘導しているのに、体に絡みつくわ腕にしがみつくわ…」と、テレビ朝日(TV Asahi)のインタビューで語った。

 ダイオウイカが漁網にかかることは時々あるが、生きている姿が撮影されるのは珍しいという。(c)AFP