【12月22日 AFP】2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場(New National Stadium Japan)のデザインが22日、決定した。

 関係閣僚会議で安倍晋三(Shinzo Abe)首相は、建築家の隈研吾(Kengo Kuma)氏の提案したデザインについて、「基本理念、工期やコストなどの要求を満たす素晴らしい案であると考えています」とコメントした。

 約2520億円の総工費が批判されたことで中止となった旧計画に比べ、先週日本スポーツ振興センター(JSC)が発表した2つの建設計画案の建設費用はそれぞれ1500億円程度となっていた。

 東京五輪の開幕を20年7月24日に迎えるなか、新スタジアムの完成は19年11月に予定されており、国際オリンピック委員会(IOC)が要請している20年1月の期限には十分に間に合うと見込まれている。(c)AFP