【12月21日 AFP】15-16NBAは20日、各地で試合が行われ、カイリー・アービング(Kyrie Irving)が復帰したクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は108-86でフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)に快勝した。

 アービングは、6月のNBAファイナルで左膝の膝蓋骨(しつがいこつ)を折り、手術を受けると、半年にわたりチームを離脱していた。

 最初に放った5本のシュートのうち4本を外したアービングだが、後半にはショットが決まりはじめ、17分間の出場で12得点を挙げた。

 試合前にファンによるウエーブで迎えられたアービングは、「本当に長い道のりだったけど、ようやくチームメートと共に出場できてうれしい」とコメントした。

 キャバリアーズは、クリスマスにゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)と昨季NBAファイナルの再戦を控えている。

 それでもアービングは、「僕にとっては、いつ医師のゴーサインが出るかの問題だったから、クリスマスであれ、クリスマスの前であれ、言われたとおりに行動するまでだった」としている。

 エースのレブロン・ジェームズ(LeBron James)は、格下チームを相手に25分の出場にとどまったが、23得点で攻撃をけん引した。

 ベンチスタートのマシュー・デラベドバ(Matthew Dellavedova)は20得点を記録し、キャリア最高に近い4本の3ポイントシュートも決めている。

 シクサーズはこれで10連敗。シーズンここまで、わずか1勝にとどまっている。(c)AFP