【12月18日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)に所属するイマン・シャンパート(Iman Shumpert)が、第1子を自分の手で取り上げたという。歌手のティヤナ・テイラー(Teyana Taylor)さんが、予定日よりも早く産気づき、婚約者のシャンパートに支えられながら浴室で出産したことをソーシャルメディアで明かしている。

 インスタグラム(Instagram)の投稿によれば、イマン・タイラ・シャンパート・ジュニア(Iman Tayla Shumpert Jr.)と名付けられた女児は、16日の午前6時42分に誕生した。テイラーさんは、赤ん坊の頭が出るまで、陣痛に気づかなかったという。

 テイラーさんは、父親に抱かれた赤ん坊の写真と共に「お医者さん風の婚約者と一緒に、10秒カウントで2回いきんだら、彼女はこの世に生を受けた」と投稿している。

「涙があふれて、救急隊にうまく説明できなかったけど、イマン・シャンパートが赤いヘッドホンでへその緒を縛ってくれた。その5分後に救急車が来たわ」

 シャンパートのフェイスブック(Facebook)によれば、テイラーさんは来年1月の出産予定だった。

「彼女のおかげでクリスマスが吹っ飛んじゃった」としたテイラーさんは、「ママが生んで、パパが取り上げたのよ」と愛娘にメッセージを送っている。

 先月テイラーさんと婚約したシャンパートは、2011年のドラフトでNBAに入り、キャリア通算では1試合平均7.8得点、3.5リバウンド、2.1アシストを記録している。(c)AFP