【12月12日 AFP】15-16フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは11日、スペイン・バルセロナ(Barcelona)でペア・フリースケーティング(FS)が行われ、ロシアのクセニヤ・ストルボワ(Ksenia Stolbova)/ヒョードル・クリモフ(Fedor Klimov)組が合計229.44点で初優勝を飾った。

 ソチ冬季五輪銀メダリストのストルボワ/クリモフ組は、FSで自己最高及び歴代2位の154.60点を記録して王座に上り詰めた。

 世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2015)覇者で、大会連覇を目指していたカナダのメーガン・デュアメル(Meagan Duhamel)/エリック・ラドフォード(Eric Radford)組は、FSで143.93点を記録したものの、合計216.67点で銀メダルに終わった。

 ロシアの川口悠子(Yuko Kawaguchi)/アレクサンドル・スミルノフ(Alexander Smirnov)は、FS132.95点で合計206.59点を記録し、銅メダルを獲得している。

 仏パリ(Paris)で発生した同時テロ事件の影響で、エリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2015)のFSが中止されたため計7組が出場することになった今大会では、昨季のジュニアGPファイナルを制したカナダのジュリアン・セガン(Julianne Seguin)/シャルリ・ビロドー(Charlie Bilodeau)組が4位に入る健闘をみせた。(c)AFP