【12月5日 AFP】米大リーグ(MLB)のアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)が、フリーエージェント(FA)市場で目玉の一人となっていたザック・グレインキー(Zack Greinke)投手を獲得する。4日、米国の複数メディアが報じた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNのウェブサイトなどによれば、球団とグレインキーは、6年総額2億650万ドル(約254億円)の大型契約に合意したという。

 グレインキーは、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)と1億4700万ドル(約180億円)の6年契約を結んでいたが、3年目が終了したところで残りの契約を破棄(オプトアウト)してFAになっていた。

 グレインキーの契約内容は、年俸に換算すると約3440万ドル(約42億円)となり、今週初めにデビッド・プライス(David Price)がボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)と交わした7年総額2億1700万ドル(約267億円、年俸換算で約38億円)を上回ることになる。

 32歳の右腕グレインキーは、今季19勝3敗、防御率1.66をマークして、左腕のクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)と共に、ドジャースを3年連続となるナ・リーグ西地区優勝に導いている。(c)AFP