カディスがレアルの無資格選手起用に抗議、スペイン国王杯
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【12月4日 AFP】スペイン3部リーグのカディス(Cadiz CF)は3日、前日行われたスペイン国王杯(Copa del Rey 2015-16)4回戦第1戦で対戦したレアル・マドリード(Real Madrid)が、出場停止の選手を起用したと抗議した。これによりレアル・マドリードは大会から姿を消す可能性がある。
カディスはこの日、スペインサッカー連盟(RFEF)からの承認を得て、異議を申し立てた。
2日に行われた試合で3-1と勝利したレアルだったが、出場資格のないデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)が先発し、さらに先制点を挙げていた。チェリシェフは、昨季レンタル移籍先のビジャレアル(Villarreal CF)で3枚の警告を受けて1試合の出場停止処分が科されていたため、出場不可となっていた。
カディス側はこのようなことに至ったのは残念だとし、「レアル・マドリードとそのファンに対する敬意を改めて表する。この件に関してコメントは行わず、どのような決定が下されるかは連盟に一任する」との声明を発表している。
同国2部リーグのオサスナ(CA Osasuna)は、今季の国王杯2回戦のミランデス(CD Mirandes)戦で無資格の選手を起用したため、大会から追放されている。
レアルはこの間違いに気付くやいなやチェリシェフを交代させていたが、RFEFやビジャレアルからの連絡はなかったとしている。
ラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督は、「まったく知らなかった。ビジャレアルも連盟も通告してこなかった。誠実さを示すため、分かったときに交代させた」とコメントしている。
クラブのディレクターを務めるエミリオ・ブトラゲーニョ(Emilio Butragueno)氏も通達をしなかった連盟とビジャレアルに非があるとし、「チェリシェフ自身も出場停止の可能性については把握していなかった」とコメントしている。
しかしながらRFEFは今年7月、来たるシーズンで処分を受ける恐れのある選手のリストを全クラブに発送していた。
スペイン・プロサッカーリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス(Javier Tebas)会長は、「大きなミスをクラブ関係者が犯した。国王杯のような大会で、観客を魅了する素晴らしいチームが消えることは心苦しい。心苦しいが、レアル・マドリードは何が起きたかをはっきりさせなければならない」と語っている。(c)AFP