【12月3日 AFP】ボクシング、元ヘビー級王者のウラディミール・クリチコ(Wladimir Klitschko、ウクライナ)は2日、タイトル奪還を目指してタイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)と再戦する権利を行使することを明らかにした。

 27歳のフューリーは、先月28日にドイツ・デュッセルドルフ(Dusseldorf)のエスプリ・アリーナ(ESPRIT arena)で行われたクリチコ戦で、3-0の判定勝ちを収めた。一方、この試合で11年ぶりの黒星を喫したクリチコは、世界王者としての9年間に幕を閉じた。

 独ハンブルク(Hamburg)に拠点を置き、来年4月で40歳になるクリチコは、衝撃の敗戦を受けて引退の考えは消え去ったと述べた。

 低調なパフォーマンスで当然のようにフューリーに敗れてしまったクリチコは、再戦の機会を利用して勝利を収め、IBF・WBA・WBOのベルトを取り戻すことを誓っている。

 クリチコは声明で、「試合直後は本当に失望していたが、数日が過ぎて、今は土曜日(先月28日)より上のパフォーマンスを見せつけてやりたいと思っている」とコメントした。

「普段みせている最大限の実力を示すことができなかった。再戦ではこの点を変えたいし、そうしてみせる。負けることは考えていない」

 クリチコのマネジャーを務めるベルント・ボンテ(Bernd Boente)氏は、会場と日程を決めるためフューリー陣営と交渉を開始するとしている。

「このファイトには世界中から大きな注目が集まるだろう。2016年最大の一戦になるかもしれない」

「先週の土曜日以降、ファンや記者から多くの問い合わせを受けている」

「新王者と挑戦者は、リング上ですべての問いに答えることになる」

(c)AFP