【12月2日 AFP】(写真追加)ミャンマーの民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏は首都ネピドー(Naypyidaw)で2日、テイン・セイン(Thein Sein)大統領と会談し、政権移行に向けた協議を開始した。

 スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)は11月8日に行われた総選挙で大勝し、80%近くの議席を獲得。同国の数十年に及ぶ軍事政権は終わりを告げる見通しとなった。

 だが、軍事政権が以前、(NLDが圧勝した)選挙結果を認めなかったことから、野党側は慎重な姿勢を崩していない。

 新たに選出されたNLDの議員らが議会の席に着くのは早くても1月末になるとみられ、政権移行までの数か月は緊張した状況が続く見通し。(c)AFP