【11月30日 AFP】2024年の夏季五輪で招致を表明していたドイツのハンブルク(Hamburg)市が29日、立候補を取り下げることを発表した。同市では、開催の是非を問う住民投票が行われ、その大半が「反対」票を投じたという。

 ハンブルクが招致を断念した結果、ブダペスト(Budapest)、パリ(Paris)、ロサンゼルス(Los Angeles)、ローマ(Rome)の4都市が候補地となり、国際オリンピック委員会(IOC)は2017年9月13日に最終決定を下すことになっている。

 公式発表によれば、ハンブルクと、セーリング競技の会場になるはずだった北部キール(Kiel)の住民が投じた約65万票のうち、51.6%が反対だったという。

 オーラフ・ショルツ(Olaf Scholz)ハンブルク市長は、「五輪とパラリンピックの招致を断念します」と発表。「異なる決定を期待していましたが、結果は明らかで、それを受け入れなければなりません」と説明した。

 ドイツでは、ミュンヘン(Munich)市が2022年の冬季五輪招致に意欲をみせていたが、2013年の住民投票で反対された経緯がある。

 9月の世論調査では、住民の約64%が五輪の招致に賛成していたものの、先日パリで発生した同時テロ事件と、五輪開催にかかる多額の費用が、人々の意識を変えたとみられる。(c)AFP/Ryland JAMES