【11月30日 AFP】15-16イタリア・セリエAは29日、第14節の試合が行われ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)でFCバルセロナ(FC Barcelona)に屈辱的大敗を喫したASローマ(AS Roma)は、ホームでアタランタ(Atalanta)に0-2で敗れ、優勝争いに痛手を負った。

 ジェルヴィーニョ(Gervinho)とモハメド・サラー(Mohamed Salah)が不在のローマは、前半に何度もチャンスを作りながらそれを生かせずにいると、アタランタのアレハンドロ・ゴメス(Alejandro Gomez)とヘルマン・デニス(German Denis)にゴールを奪われ、その代償を支払った。

 アタランタ戦を落としたローマは、首位インテル(Inter Milan)に勝ち点3差の4位は維持したものの、翌日の結果次第では首位との勝ち点差が6に広がる可能性がある。

 インテルは30日の試合で2位ナポリ(SSC Napoli)と対戦する。

 ローマは24日に敵地カンプ・ノウ(Camp Nou)で行われたチャンピオンズリーグで、バルセロナに1-6の大敗を喫しており、チームを率いるルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督は大きな批判を浴びている。

 試合後、バルセロナ戦の惨敗がチームに影響しているのではないかと問われたガルシア監督は、「いや、それはないと思う。これから結果を残していくことで、それを証明したい」と語った。(c)AFP