PSGが同時テロ後初のホームゲームで大勝、前半戦首位ターンが確定
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【11月29日 AFP】15-16フランス・リーグ1は28日、第15節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)は4-1でトロワ(Troyes AC)を退け、リーグ首位で2015年を終えることが確定した。
先日の同時多発テロ以降では初となるパリ(Paris)での試合ということで、試合開始前には犠牲者を悼む映像が流されるなど、PSGにとっては特別な一日となったが、試合自体は普段と変わらずPSGの圧勝だった。
エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が先制点を挙げたPSGは、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)のPK、ライヴィン・クルザワ(Layvin Kurzawa)と期待の若手ジャン・ケビン・アウグスティン(Jean-Kevin Augustin)が追加点を奪い、相手の反撃をトマス・アヤス(Thomas Ayasse)の1点に封じた。
勝ち点3を獲得したPSGは、リーグ戦の無敗を維持するとともに、クリスマスを首位で迎えることを意味する「秋の王者」の座を確実にした。
2位に勝ち点15差をつけたPSGのローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督は「秋の王者はうれしい。ここまで勝ち点を多く稼げているという意味だからね。ただ、その地位はシーズン終了後のタイトルを保証してくれるものではない」と語った。
またこの試合は、130人が犠牲となり、フランス対ドイツの親善試合が行われたスタッド・ド・フランス(Stade de France)も標的となった、13日の同時多発テロ以来初となるパリでのリーグ戦という点でも、重要な意味を持っていた。
現在もフランス全土で非常事態宣言が継続されるなか、会場のパルク・デ・プランス(Parc des Princes)では入場時の厳格な検査が行われ、そして開始前には、犠牲者を悼む感動的な映像も流された。
映像では、リオネル・メッシ(Lionel Messi)、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)ら、サッカー界のスーパースターが大型ビジョンに登場し、事件後のスローガンである「Je suis Paris(私はパリ)」を口にした。PSGの選手も、このスローガンがプリントされたTシャツを着用した。
選手はピッチ上の巨大なフランス国旗に迎えられて入場し、フランスや欧州各地で先週に行われたのと同じように、仏国歌「ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)」の斉唱と1分間の黙とうも行われた。
フランスのマニュエル・バルス(Manuel Valls)首相、さらにPSGにはカタールのオーナーが付いていることから、カタールの首相も試合の観戦に訪れた。(c)AFP/Andy SCOTT