テロに震撼したパリジャン、ユーモアで心の傷癒す
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■「ユーモアの歩兵」
コメディアンたちも、傷を負った人々の心情に合わせたネタで、すぐに癒やしの役割を果たし始めた。
「私たちはユーモアの歩兵だ」と、ベテランコメディアンのアンヌ・ルマノフ(Anne Roumanoff)さん(50)はAFPに語った。「私たちは、この困難な時期に、人々が気をまぎらわせることができるように、小さな幸せを提供しようとしている」
ルマノフさんは事件の6日後に、「Aimons-Nous Les Uns Les Autres(互いを愛そう)」と題した週4回のショーを再開した。
ルマノフさんは11月13日の事件当日、襲撃現場となったコンサートホール「バタクラン(Bataclan)」やカフェ、バーから徒歩圏内にある劇場「ラルハンブラ(L'Alhambra)」で、数百人のファンを前にステージに立っていた。事件が発展する中、彼女と観客は、安全がすべて確認されるまで、劇場内にとどまるよう命じられた。
事件後、2回のショーをキャンセルしたが、19日に同劇場のステージに戻った時、自分が観客から陽気な笑いを引き出せたことに驚いたという。「みんな、なぜそこにいるのかわかっていた。そこにいることを誇りに思っていた」。ルマノフさんは、事件に屈せずに普段どおり街に出て楽しもうとパリジャンに呼び掛けるツイッター上での運動を踏まえ、こう語った。
一方で、自粛の必要性も感じているという。「フランスの情報当局を笑いにするネタもあったが、カットした。それをジョークにするのは不適切だと思ったから」(c)AFP/Marie WOLFROM, Anne-Laure MONDESERT