【11月23日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)の下部組織で指揮を執る元フランス代表のジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏は、自身がラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督に代わってトップチームを率いる可能性について、時期尚早だとしている。

 レアルは本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で行われた21日のリーグ戦で、FCバルセロナ(FC Barcelona)に0-4で惨敗を喫し、ベニテス監督は就任してわずか16試合で立場が危うくなっている。

 約1年半前からレアルの下部組織レアル・マドリード・カスティージャ(Real Madrid Castilla)で指揮官を務めるジダン氏だが、就任1年目のシーズンは不本意な成績に終わっており、トップチームの監督に昇格する準備はできていないとしている。

「私はカスティージャの監督であり、ベニテスがトップチームの指揮官だ。今のところはそれで問題ない」

「私はカスティージャの人間で、このクラブにとどまるならカスティージャを率いる。昨シーズン終了後、自分にはまだトップチームで指揮を執るための何かが足りないと感じた」

「少しずつ経験を積み重ね、急ぐつもりはない。大切なのは、自分の仕事に日々満足することだ。今、私はカスティージャにいる」

 大敗した21日の試合では、終盤にかけてレアルのサポーターがフロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長に辞任を迫るという場面もみられた。

 スペインメディアは、絶大な人気を誇るジダン氏が指揮官に就任すれば、ペレス会長はファンの不満を解消することができるだろうと伝えている。(c)AFP