【11月15日 AFP】ラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)の主将で、引退が近いとされるリッチー・マッコウ(Richie McCaw)について、今週中にも引退発表が行われる見込みだとニュージーランドのメディアが報じている。

 引退発表のうわさを報じたのは、「ニュージーランド・ヘラルド(New Zealand Herald)」と「スタッフ(Stuff.co.nz)」の2社。両社は15日、ウェブサイトで、マッコウの引退発表が19日に行われる予定と報じた。

 2011年のニュージーランド大会(Rugby World Cup 2011)、そして先日のイングランド大会(Rugby World Cup 2015)で、チームをW杯制覇に導いたマッコウは、今年に入ってからW杯終了後の現役引退を示唆していた。

 ニュージーランドラグビー協会(NZRU)の最高経営責任者スティーブ・チュー(Steve Tew)氏は、34歳のマッコウが決断をするまで「もう少しだけ」待ってほしいと話す一方で、本人から引退や現役続行の考えを聞いたことはないとしている。

 チュー氏は、「これが現役最後の年になるとか、そういったことを考えずにマッコウは2015年を迎え、1年間楽しくプレーしたいと考えていた。チームをわずらわせたくなかったんだ。そして今は、最終的な決断を下し、発表するまでもう少しだけ待ってほしいと言っている」と語っている。

「決断に至るまで、そんなに長くはかからない。われわれが彼にもう少し時間を与えてあげて、少しだけがまんすれば、すぐにでも本人からの最終回答という見返りがやってくるはずだ」

 世界最優秀選手に3度輝いた実績を持つマッコウは、これまで数々の記録を打ち立てている。テストマッチの出場数は歴代最多の148試合。オールブラックスでは111試合で主将を務め、代表戦の勝率88パーセントいう驚異的な数字も残している。

 さらにマッコウは、ニュージーランド国内で行われたテストマッチに61試合出場し、敗戦はわずかに2試合しかない。(c)AFP