【11月13日 AFP】家族計画への男性の積極的な参加と精管切断術(パイプカット)に対する抵抗感の緩和を目指す「世界パイプカットデー(World Vasectomy Day)」の13日、全世界で数千人の男性が同手術を受ける見通しだ。

 25か国の3000人以上の希望者に対して、約750人の医師が無償ないし割引価格でパイプカットを施術する。

 同キャンペーンの共同創設者のジョナサン・スタック(Jonathan Stack)氏は「家族計画の責任を引き受けることで、男性たちはパートナーにとって、家族にとって、そしてわれわれの未来にとっての英雄となる」と語った。

 活動家らの報告書によると、世界で最も貧しい国々に暮らす女性に対して現代的な避妊方法を提供するキャンペーンは、計画通りに進んでおらず、目標人数を1000万人下回っている。(c)AFP/Sonny Tumbelaka