【11月9日 AFP】15-16スペイン1部リーグは8日、第11節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は3-0でビジャレアル(Villarreal CF)を下した。

 ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の2得点などで快勝したバルセロナが、この日敗れたレアル・マドリード(Real Madrid)と勝ち点3差の首位に浮上した。両チームは2週間後、今季最初の直接対決を迎える。

 本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)にビジャレアルを迎えたバルセロナは、前半は相手の粘り強い抵抗に遭ったものの、リオネル・メッシ(Lionel Messi)不在の中でまたしてもネイマールとルイス・スアレス(Luis Suarez)が輝きを放ち、リーグ戦4連勝を飾った。

 後半15分、セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)のスルーパスに抜け出したネイマールのゴールで先制したバルセロナは、ムニル・エル・ハダディ(Munir El Haddadi)がハウメ・コスタ(Jaume Costa)に倒されて得たPKをスアレスが決め、この時点で勝ち点3をほぼ確実にした。

 それでも、この試合最高の場面はその後に待っていた。後半40分、スアレスのパスを受けたネイマールは、ボールを浮かせてコスタの頭上を通すと、最後は反転から強烈なボレーシュートを決めた。

 左膝負傷のメッシが長期離脱中のバルセロナだが、スアレスとネイマールがその穴を感じさせない活躍を見せている。バルセロナは、このところのリーグ戦17ゴールをすべてこの2人が記録。メッシが負傷した6週間前のラス・パルマス(UD Las Palmas)戦以降も、勝ち点をわずかに3ポイントしか落としていない。(c)AFP