ミランが勝ち点1を拾う、会長はアタランタをロッカーで称賛
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【11月8日 AFP】イタリア・セリエAは7日、第12節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は0-0でアタランタ(Atalanta)と引き分けた。
本拠地でアタランタとスコアレスドローに終わったミランだが、チームを率いるシニシャ・ミハイロビッチ(Sinisa Mihajlovic)監督は、勝ち点1を拾えたのは幸運だったと認め、シルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)会長もアタランタをたたえた。
欧州王者7度の名門ミランも、今季はチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場圏内への滑り込みを狙うチームの一つで、それでもこのところの3連勝で、上位進出へ向けたのろしを上げたところだった。
一方のアタランタは、これがアウェー連戦の2試合目で、前節はボローニャ(Bologna FC)を相手に0-3でまさかの完敗を喫したこともあって、最低でも勝ち点1という考えで試合に臨んだ。
ところが最終的には、アタランタは後半に数多くの好機をつくったもののゴールを決め切れず、ミランは16歳の守護神、ジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)に感謝しなければならない展開となった。
ミハイロビッチ監督は、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「今日は勝ち点1を拾った。失点しなくてよかった。アタランタは本当にいい試合をしていたからね」と話した。
ベルルスコーニ会長も、アウェーチームの試合内容があまりに素晴らしかったことから、試合終了後には、アタランタのロッカールームを自ら訪れたと報じられている。
会長はそこで、「おめでとう!今夜は君らの方がミランのようだったよ」と言ったという。(c)AFP/Justin DAVIS