【11月6日 AFP】世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン初戦、HSBCチャンピオンズ(WGC-HSBC Champions 2015)は5日、中国・上海(Shanghai)の余山国際ゴルフクラブ(Sheshan International Golf Club)で開幕し、南アフリカのブランデン・グレース(Branden Grace)が9アンダーで単独首位発進した。

 1打差の2位タイには、ケビン・キスナー(Kevin Kisner、米国)、スティーブン・ボウディッチ(Steven Bowditch、オーストラリア)、トービヨン・オルセン(Thorbjorn Olesen、デンマーク)がつけている。

 2013年大会(WGC-HSBC Champions 2013)覇者のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson)と、パトリック・リード(Patrick Reed)の米国勢は、ダニー・ウィレット(Danny Willett、イングランド)と並び、7アンダーの5位タイに入った。

 元世界ランク1位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は、食中毒からの復活を果たし、4アンダーの16位タイ発進となった。

 マキロイは、計6バーディーをマークし、15番でダブルボギーをたたいたことを除けば、素晴らしい立ち上がりとなった。

 開幕までの2日間をほとんどベッドの中で過ごしたマキロイは、約4.5キロも体重が減少したことを明かしており、「こんなに体が軽いのは、いつ以来だろう」と話している。

「今夜はおいしいものが食べたい。体にとどまってくれると良いけど」

 世界ランク2位のジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)も、初日にマキロイと同じ4アンダーを記録。16位タイには、他にもメジャー優勝経験者が並んでいる。

 第79回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2015)と第115回全米オープン選手権(2015 US Open Championship)を制しているスピースは、先月の第11回プレジデンツ・カップ(2015 The Presidents Cup)以来となる実戦復帰を飾り、「昨シーズン終盤までと同じように打てたショットもあったし、休暇明けに見えるようなショットもあった」と語っている。(c)AFP