【11月6日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2015)は5日、シングルス3回戦が行われ、大会第13シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)は7-6、3-6、7-6で第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に勝利し、準々決勝に駒を進めた。

 この試合で合計27本のサービスエースを決める爆発をみせたイズナーは、フェデラーを初めてハードコートで撃破し、同選手に対してキャリア2度目の白星を記録した。

 サービスゲームを一つも落とさずに大会から姿を消すことになったフェデラーは、重要なポイントでイズナーのサーブがさえ渡っていたと相手をたたえた。

 34歳のフェデラーは、「彼は長身でパワーがあり、サーブの角度が鋭かった」と振り返った。

「今日の彼は、ここぞという場面で本当に素晴らしかったと思う。特にタイブレークでは、重要な時に彼の武器となるサーブが絶好調だった。そこが明暗を分けた」

「サービスゲームを一つも落とさなかったのに、大会を去るのはつらいけど、ジョンとの対戦ではそういう結果になる」

 2011年大会覇者のフェデラーは、第1セットのタイブレークを3-7で落とすと、第2セットは3ゲームを連取する挽回をみせて6-3で制した。

 そして迎えた最終セットで、フェデラーは再びサービスゲームをキープしながらも、第7ゲームでようやくつかんだブレークのチャンスをものにできなかった。

 その後、フェデラーが2つのサービスゲームを制すると、試合は拮抗したまま再びタイブレークにもつれ込んだ。

 タイブレークでは、頭越しに返したフェデラーのバックハンドスマッシュがネットに引っかかり、4-1と大きくリードしたイズナーが、さらに6-2としてマッチポイントを奪った。

 フェデラーは絶体絶命のピンチを3回しのいだものの、再びイズナーが鋭いファーストサーブをたたき込み、ここまで最大の番狂わせに決着をつけた。

 イズナーは、4強入りを懸けて第8シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)と対戦することが決まった。フェレールは、同日の試合でブルガリアのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov)に6-7、6-1、6-4で勝利を収めている。(c)AFP