■処方薬による死者数が依然ダントツ

 だがDEAの報告書によると、処方薬の方が依然として、はるかに致命的な問題となっているという。処方薬を乱用する人の数は、コカイン、覚せい剤のメタンフェタミン、ヘロイン、合成麻薬のMDMA(通称エクスタシー)やPCP(通称エンジェルダスト)の使用人数を全て合計した数より多く、処方薬による死者数は2002年以降続けて、コカインとヘロインによる死者数の合計を上回ってきた。

 中国産の合成麻薬は「米国内に大きな混乱をもたらし続けている」と、DEAは指摘した。

 メキシコの麻薬カルテルは依然として、ヘロイン、コカイン、メタンフェタミン、マリフアナ(乾燥大麻)などの主要供給源となっており、カルテル傘下のギャング団は「わが国の地域共同体の安全と治安にとっての重大な脅威となっている」と報告書は述べている。(c)AFP