ナショナルズ、新監督にベテランのベイカー氏を招へい
このニュースをシェア
【11月4日 AFP】米大リーグ(MLB)のワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)は3日、ダスティ・ベイカー(Dusty Baker)氏が新指揮官に就任することで、契約内容に合意したことを明かした。
ベイカー氏は、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)を指揮した経験があり、メジャーの監督を務めた20年間で、1671勝1504敗の成績を収めている。ベイカー氏は、2013年にレッズがナ・リーグのワイルドカードゲームでピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)に敗れた直後、監督職を解かれた。
ナショナルズのテッド・ラーナー(Ted Lerner)オーナーは、「ワールドシリーズで戦うという、最終的な目標を達成してくれる監督を求めている」とすると、「あらゆる可能性を検討し、さまざまな候補者と面談した結果、最終的にダスティの経験が球団に最も必要なものだという結論に達した」と述べている。
ベイカー氏は、プレーオフ進出を逃したことで解任されたマット・ウィリアムズ(Matt Williams)前監督の後任として、2年契約に合意している。
サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)の元指揮官バド・ブラック(Bud Black)氏は先週、ナショナルズのマイク・リゾ(Mike Rizzo)ゼネラルマネジャー(GM)からのオファーを受諾したものの、球団の提示した契約内容と給与がブラック氏の要求を満たすことができず、破談になっていた。(c)AFP