【11月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のレジェンドであるジャンフランコ・ゾラ(Gianfranco Zola)氏が3日、いつか英ロンドン(London)に戻り、チェルシーを指揮する「夢」を語った。

 チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でプレーした史上最高の選手の一人と評価されているイタリア人のゾラ氏は、「野望を言わせてらえば、私の夢は、将来いつかチェルシーの監督になることだ」と話している。

 しかし、ゾラ氏は「そこに行き着くためには、監督としてレベルアップする必要があることは理解している」とも述べている。

 チェルシーは現在、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の解任のうわさが大きく報じられている。

 チェルシーは今季のリーグ戦ですでに6敗を喫し、首位のマンチェスター・シティ(Manchester City)と勝ち点14差の15位に低迷しており、モウリーニョ監督は大きなプレッシャーにさらされている。

 現在は2022年のW杯を開催するカタールのアル・アラビ(Al-Arabi)で監督を務める49歳のゾラ氏は、1996年から2003年までチェルシーに在籍し、通算229試合に出場している。

 1997年のFAカップ(FA Cup)でチェルシーの優勝に貢献したゾラ氏は、1998年のVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)とのUEFAカップウィナーズカップ(UEFA Cup Winners' Cup)では決勝点を記録している。

 ゾラ氏はまた、1998年にはチェルシーでリーグカップを制すと、2000年にもFAカップで優勝を経験し、2003年にはサポーターによる投票でクラブ史上最高の選手に選出されているが、現オーナーのロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)氏がクラブを買収した同年にチェルシーを退団した。(c)AFP