【10月28日 AFP】ボクシング元ヘビー級世界王者のマイク・タイソン(Mike Tyson)氏が政治のリングに足を踏み入れた──2016年米大統領選で不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を断固として支持すると表明したのだ。

 タイソン氏は26日夜のインターネット放送「ハフポストライブ(HuffPost Live)」で、8年に及ぶバラク・オバマ(Barack Obama)政権の後にはビジネス志向の指揮官が見たいと語り、トランプ氏支持を表明した。

「彼(トランプ氏)は米国の大統領になるべきだ」「新しいことを試そうじゃないか。ビジネスのように米国を運営しよう。(ビジネスでは)肌の色は関係ない」「仕事ができる人が仕事を得るのだ」とタイソン氏は語った。

 2人の交遊関係は数十年に及ぶ。トランプ氏は1988年のマイケル・スピンクス(Michael Spinks)戦をホストし、その後も、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によるとタイソン氏の財務顧問を務めたという。

 トランプ氏を支持するのかと問われたタイソン氏は、ためらうことなく「そうだな。俺はトランプが好きだ」と語った。

 その夜、トランプ氏はタイソン氏の発言に飛びつき、こうツイートした。「アイアン・マイク、ありがとう。大いに感謝する!」(c)AFP