【10月28日 AFP】女子テニス、WTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Finals Singapore 2015)は27日、シンガポールで3日目が行われ、大会第3シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は6-4、6-4でトップシードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を破り、ここ数か月の低迷から完全復活を遂げた。

 7月以降は棄権などが続き、シーズン最終戦まで1試合をフルで戦うことがなかったシャラポワだが、レッドグループ初戦でも第5シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)を退けており、ここまでは動きやコンディションには問題がないように見える。それでもシャラポワは、世界ランク2位のハレプによる猛攻をしのぐため、厳しい戦いを乗り越えなければならなかった。

 ハレプ戦を終えたシャラポワは、「タフな試合だったけど、長期間プレーしていなかったから、今は我慢のときだと思う」とコメント。「特に世界2位の選手と対戦する場合、そう簡単にはいかないわ。最後まで接戦だった」と振り返った。

 四大大会(グランドスラム)通算5勝のシャラポワは、ハレプのダブルフォールトにも助けられ、決定的なブレークで第1セットを先取した。

 第2セットに入ると、2度のブレークで5-1と一気に先行したシャラポワだが、ここからハレプがリズムを取り戻し、ゲームカウントを4-5とする猛攻を見せる。

 ここでコーチから叱咤(しった)を受けたシャラポワは、ハレプのサービスゲームでマッチポイントを迎えると、最後はバックハンドをコーナーに打ち込んで、勝利を決定づけた。

 シャラポワは、7月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)準決勝でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に敗れて以降、脚と前腕に故障を抱えていたが、この試合でハレプとの対戦成績を6連勝に伸ばした。

 2004年に17歳でWTAツアー選手権初出場を果たしたシャラポワは、決勝でセレーナを破り、驚きの優勝を飾った経験がある。

 シャラポワは、レッドグループの最終戦で第7シードのフラビア・ペネッタ(Flavia Pennetta、イタリア)と対戦することになる。(c)AFP/Roberto COLOMA