■王者ウォリアーズ、連覇の可能性は?

 ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は2年連続のタイトル獲得に向けて準備万端としているが、NBAファイナル連覇は難しいことで知られている。2014-15レギュラーシーズンの最優秀選手(MVP)であるステフェン・カリー(Stephen Curry)と、「スプラッシュブラザーズ(Splash Brothers)」の相棒であるクレイ・トンプソン(Klay Thompson)を擁するウォリアーズは、追う立場ではなく追われる立場でのパフォーマンスが必要とされる。

 すでに若手が羽ばたいているロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)のドック・リバース(Doc Rivers)ヘッドコーチ(HC)は、ウォリアーズについて、自身のチームと同様に故障者がいないのは幸運だとコメントしている。

 ウエスタンカンファレンスでは、再び優勝候補の呼び声が高いスパーズを筆頭に、元MVPのケビン・デュラント(Kevin Durant)が復帰するオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)、シーズンオフの補強で好成績が期待され、ドワイト・ハワード(Dwight Howard)も故障から復帰するヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)、そしてスーパースター候補のアンソニー・デイビス(Anthony Davis)を擁するニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)による激戦が予想され、ウォリアーズが王者としての実力を試されることは必至だ。

■ニックスは不振から脱却できるか?

 ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)は、2013-14シーズン終盤に殿堂入りコーチのフィル・ジャクソン(Phil Jackson)氏を球団社長に招へいして以降、さらに成績が低迷している。辛口なことで有名なニューヨーク(New York)のファンは、大幅に登録選手を入れ替えた昨季のニックスが、球団史上最低の17勝65敗に沈んだことを受け、怒りを募らせている。

 ジャクソン社長の動向と、故障明けのカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が、チームの運命を好転させられるかは依然として未知数となっている。

 アンソニーは練習キャンプが開始された際に、「正直なところ、現時点では何の期待も持っていない」とし、「チームがまとまるには、時間がかかるだろう」とコメントした。(c)AFP