【10月26日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)は25日、同球団のヘッドコーチ(HC)と社長を務めていたフリップ・サウンダーズ(Phil "Flip" Saunders)氏が、60歳の若さで死去したことを発表した。

 35年に及ぶ指揮官人生の中で計1000勝以上を挙げたサウンダーズ氏は、ティンバーウルブズ、デトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)、ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)のHCを歴任し、NBAで654勝594敗の成績を残した。

 サウンダーズ氏は8月、悪性腫瘍の一つであるホジキンリンパ腫にかかっていることを告白したが、治療は可能であると話していた。しかし化学療法を経て、合併症が明らかになり、9月に入院した。

 ティンバーウルブズは24日、新シーズン開幕に向けて、サウンダーズ氏がチームの指揮を執れる状況ではないことを発表していたが、翌日には訃報が伝えられることになった。

 球団は声明を出し、「ミネソタ・ティンバーウルブズは本日、球団社長としてバスケットボール業務を統括し、HCを務め、チームの少数オーナーでもあったフリップ・サウンダーズ氏が60歳で逝去したことを知り、悲しみに暮れています」と述べている。

 トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)でHCを務めた経験もあるサム・ミッチェル(Sam Mitchell)氏が、アシスタントコーチとしてティンバーウルブズのプレシーズンを取り仕切っていたが、新シーズンもこのまま続投するとみられる。