【10月26日 AFP】女子テニス、WTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Finals Singapore 2015)は25日、シンガポールで初日が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は6-0、6-3で第7シードのフラビア・ペネッタ(Flavia Pennetta、イタリア)に勝利した。

 世界ランク2位のハレプは、第1セットに3度のブレークを記録し、アキレス腱の故障で3週間前の中国オープン(China Open 2015)を棄権したとは思えないプレーをみせた。

 24歳のハレプは、昨年大会(BNP Paribas WTA Championships - Singapore 2014)でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に次ぐ準優勝を飾ったが、今大会では残りのシーズン全休を発表したセレーナが欠場したため、トップシードでの参戦となっている。

「昨年大会で良い思い出ができたので、自信はあります」と言うハレプは、「今日は堅実なプレーができました」と初戦を振り返った。

 全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)女王のペネッタは、今大会最年長の33歳で出場権を獲得したが、第1セットをベーグルで落とした。ペネッタは第2セットで粘りを見せたものの、第8ゲームでブレークを許すと、最後はフォアハンドがアウトになり、レッドグループの初戦に敗れた。

 ハレプとの対戦では4勝1敗と勝ち越していたペネッタだが、今季のハレプはハードコートで圧倒的な勝率を誇っており、コンスタントなサーブに苦しめられたペネッタは「今日は相手が本当に良いプレーをしていた。たぶん私の力不足だった」と完敗を認めている。

 9月に四大大会(グランドスラム)のシングルスで初優勝を飾ったペネッタは、今シーズン限りでの引退を表明している。

 ハレプは、全米オープンの準決勝でペネッタに敗れていたため、緊張があったことを明かしたものの、「準決勝の対処の仕方を学んだ。今後もっとたくさんの大会で、あの悪い感覚を払拭(ふっしょく)していきたい」と意気込みを語っている。(c)AFP