■宇野が2位入賞

 男子シングルでは、SPで首位に立っていたアーロンが、4回転のコンビネーションジャンプなどに成功。FSでは宇野昌磨(Shoma Uno)に次ぐ2位の得点だったものの、合計258.95点で宇野を1.52点上回った。

 2013年の全米選手権(2013 Prudential U.S. Figure Skating Championships)覇者は、キャリア最大の国際タイトルを獲得し、米国男子がGPシリーズで優勝するのは、2011年の中国杯(ISU Grand Prix of Figure Skating Cup of China 2011)を制したジェレミー・アボット(Jeremy Abbott)以来の快挙となる。

 3位には、238.47点で同じく米国のジェイソン・ブラウン(Jason Brown)が入っている。

 ソチ冬季五輪銅メダリストのデニス・テン(Denis Ten、カザフスタン)は合計201.52点で9位、無良崇人(Takahito Mura)は合計200.83点で10位だった。

 ペアでは、世界選手権で銀メダルを獲得した中国の隋文静(Sui Wenjing)/韓聰(Han Cong)組が合計202.00点で優勝した。

 アイスダンスでは、米国のマディソン・チョーク(Madison Chock)/エヴァン・ベイツ(Evan Bates)組がスケート・アメリカ連覇を果たしている。(c)AFP