【5月19日 AFP】世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships)を3度制している浅田真央(Mao Asada)が、現役復帰に向けて練習を再開したことを明かし、国内の朝刊は浅田の笑顔で埋め尽くされた。

 1年間の休養を経て、浅田は競技復帰することを決意したという。

「自然と試合が恋しくなり、良い演技ができたときの達成感を、また味わいたいと思うようになった」と話した浅田は、今月から、コーチと共に練習を開始していた。

「100パーセント復帰するつもりでやっている」とした浅田だが、2018年に韓国・平昌(Pyeongchang)で行われる冬季五輪については、「今は考えていない」とコメントしている。

 昨年、ソチ冬季五輪で6位に終わるも、日本で行われた世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2014)で優勝を飾った浅田は、現役続行の可能性について「ハーフハーフ」と表現していた。

 当時の自分について「ソチ五輪のシーズンが終わった後は、スケートを辞める気持ちが強かった」とした浅田だが、今は、復帰に向けて突き進みたいと考えていることを明かした。(c)AFP