スターリングが前半だけでハットトリック、シティ大勝で首位キープ
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【10月18日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは17日、第9節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は5-1でボーンマス(AFC Bournemouth)を一蹴し、リーグ首位を守った。
シティは今夏にリバプール(Liverpool FC)から4900万ポンド(約94億円)で加入したものの、ここまでわずか2得点だったラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が、前半だけでハットトリックを達成し、チームを勝利に導いた。
試合前の練習中に負傷した守護神アルトゥル・ボルッチ(Artur Boruc)が出場不可能となり、急きょアダム・フェデリチ(Adam Federici)がゴールマウスを守ったこともあってか、ボーンマスは立ち上がりから不安定で、スターリングはその隙を見逃さずに先制点を奪取した。
さらにシティは、フェデリチのミスからウィルフリード・ボニー(Wilfried Bony)が追加点を挙げた。今年1月にスウォンジー・シティ(Swansea City)からやって来たボニーは、これでようやく加入後3ゴール目となった。
その後、ボーンマスのグレン・マレー(Glenn Murray)に1点を返されたシティだったが、スターリングが相手を突き放すゴールを決めると、さらにフェデリチとアンドリュー・サーマン (Andrew Surman)がボールをお見合いした隙を突き、ハットトリックを達成。最後は終盤、ボニーがさらに1点を加えた。
一方、昇格組のボーンマスは、新シーズン開幕から故障者が続出しており、チーム得点王のカラム・ウィルソン(Callum Wilson)、夏に獲得したタイロン・ミングス(Tyrone Mings)、さらにはマックス・グラデル(Max Gradel)が膝に重傷を負って離脱している。
そのほかに、主将のトミー・エルフィック(Tommy Elphick)も足首の故障で10週間離脱することになっている。そしてこの日はボルッチが負傷と、またしてもチームにとって痛手となる事態が起きてしまった。(c)AFP/Mike WHALLEY