【10月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が、イングランドサッカー協会(FA)から下された処分に異議を申し立てると表明した。

 モウリーニョ監督は、サウサンプトン(Southampton FC)に1-3で敗れた3日のリーグ戦終了後、審判がチェルシーにPKを与えることを「怖がった」と発言し、罰金5万ポンド(約920万円)と執行猶予付きの1試合のスタジアム入場禁止処分を科されていた。

 FAは「彼(モウリーニョ監督)の発言には、主審もしくは審判団の判定の一部に、試合の信用を損ねる偏りがあったと主張する、またはほのめかす言葉が含まれており、これが不適切な行為に当たるとの訴えが出されていた」としている。

 処分の根拠が記された書類に目を通したモウリーニョ監督は、異議申し立てを行うかと問われると「もちろん」と返答した。

「自分に正直にならなければ。それが一番重要だ。現段階では説明されている書面があり、異議を申し立てることを決めた。そういうことで、今の時点では私の意見は止めよう。これまでに口にした以上のことはしゃべらない。この状況に直面し悲しむ私は、非常に客観的だった」

 モウリーニョ監督は規律違反を認めたにもかかわらず、厳しい処分が下されたことが不公平ではないかと感じていると解釈できる。(c)AFP