【10月12日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は11日、プールDの試合が行われ、アイルランドは24-9でフランスを退け、プール首位での準々決勝進出を果たしたが、その代償として故障者が続出した。

 この試合の結果、アイルランドは準々決勝でアルゼンチンと対戦することになり、対するフランスの相手は前回大会王者ニュージーランドに決まった。

 しかし、英カーディフ(Cardiff)のミレニアム・スタジアム(Millennium Stadium)で行われた試合で、アイルランドが手にした勝利の代償は高くついた。

 アイルランドは前半25分、序盤にペナルティーゴールを2本決めていたジョナサン・セクストン(Jonathan Sexton)が、負傷のためピッチを後にした。

 そしてハーフタイム直前には主将のポール・オコンネル(Paul O'Connell)が、後半に入るとピーター・オマホニー(Peter O'Mahony)が担架で運び出される事態に陥った。

 アイルランドのジョー・シュミット(Joe Schmidt)ヘッドコーチ(HC)は、「序盤にセクストン、前半終了間際にオコンネルがけがに見舞われ、さらにはオマホニーも負傷したことで、われわれの挑戦はより難しくなった」とコメントしている。

「彼らだけで200キャップ以上だ。この3人の中で、私の頭を最も悩ませるのはポールになるだろう」

「ポールはハムストリングを痛めたみたいだ。われわれは明日の検査結果を待ち、患部の炎症がどれくらい回復しているのかを確認しなければならない」

「セクストンは内転筋を負傷したようにみえた。だたし、医師の診察を受けたわけではないので、ジョニーについても明日検査してもらう予定だ」

「オマホニーの状態については、それほど悪そうにはみえないので望みはある。彼は足首か膝をひねったんだと思う。更衣室で歩けていたし、きっと大丈夫だろう」

(c)AFP