【10月11日 AFP】(写真追加)男子テニス、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championship 2015)は11日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は6-2、6-4でブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)に勝利し、今季4度目の優勝を飾った。

 試合前に腫れ上がった左足の検査を受け、明らかに苦しそうだったペールを相手に、全仏オープン(French Open 2015)覇者のワウリンカはわずか65分で一方的な勝利を収めた。

 第1セット、激しいプレッシャーをかけたワウリンカはブレークを奪い4-2とリードすると、親友であるペールの不意を突いてコートの対角線にフォアハンドを打ち込み、このセットを先取した。

 10日に行われた準決勝で昨年大会覇者の錦織圭(Kei Nishikori)を下し体力を消耗していたペールは、第2セットに転倒するなど、見るからに不安定な様子だったものの、勇敢に戦った。

 しかし、錦織との試合でペールが履き、「運」のついたテーピングを施したシューズの不思議な力も通じず、ワウリンカは2006年大会のロジャー・フェデラー(Roger Federer)以来となるスイス人選手としての大会制覇を見据えた。

 ワウリンカが男子テニス界で最も強力な武器の一つである片手のバックハンドを幾度も繰り出しポイントを挙げる中、最後はマッチポイントでダブルフォールトを犯したペールの敗戦が決まった。

 通算11度目の優勝を飾ったワウリンカは、今季進出した決勝戦をすべて制しており、全仏に加えてチェンナイ・オープン(Chennai Open 2015)とABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2015)のタイトルを手にしている。(c)AFP