【10月8日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ(Michel Platini)会長の広報が7日、同会長が国際サッカー連盟(FIFA)から受け取った200万ドル(約2億4000万円)について、不正はなかったと主張した。

 2011年に支払われた金銭について、スイス当局から聴取を受けているプラティニ会長は、1998年から2002年にかけて行ったジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)FIFA会長に対するコンサルティング料だったとしている。

 プラティニ会長の広報を務めるペドロ・ピント(Pedro Pinto)氏は、英ロンドン(London)で開催された国際会議で、「会長は本件を担当する当局に対し、納得のいく十分な説明をしたと考えています」とコメントした。

 スイスのミヒャエル・ラウバー(Michael Lauber)検事総長は、プラティニ会長への支払いがFIFAの利益に反するものだったことを示す証拠があるとしている。

 対するプラティニ会長は、FIFA本部の財務上の制約により、支払いが遅れたに過ぎないと語っていた。 

 来年2月に行われるFIFA会長選に出馬するプラティニ会長は、今回の件について公の場でコメントしていない。

 そのため、ドイツサッカーリーグ機構(DFL)のラインハルト・ラウバル(Reinhard Rauball)会長は先日、プラティニ会長が「信頼性のある説明」をしていないと批判している。 

 史上最大の危機に陥っているFIFAは、1億5000万ドルを超える贈収賄に関与したとして、5月に幹部を含む14人が米当局に起訴されており、ブラッター会長は再選直後の6月2日に辞意を表明している。

 次期会長選で最有力候補に挙げられていたプラティニ会長だったが、今回のスイス当局の捜査は選挙戦に一定の影響を与えるものとみられている。(c)AFP